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春になると咲き始める『エルダーフラワー』
エルダーツリーに咲く花のことです。
和名を『セイヨウニワトコ』と言います。
エルダーツリーは日本には自生していませんが、近縁種の『ニワトコ(接骨木)』は自生しています。この2つ本当にそっくりです。私は日本で見た覚えはありませんが、北海道から九州まで自生しているそうなので見覚えのある方もいらっしゃるかもしれませんね。
そしてニワトコってどこかで聞いたことありませんか?そう、ダンブルドアが持っていて死んだ後にヴォルデモートに取られたあの杖がニワトコの杖です。イギリスのお話なので日本のニワトコじゃなく、エルダーツリーのほうです。すごく特別な木なんだと思ってたけど、ニュージーランドでは割といろんなところにあります。
日本でもエルダーフラワーはハーブティーやシロップ、リキュールなどにして飲まれているみたいです。私は見たことないけど。
そんなわけで今日はエルダーフラワーシロップの作り方をご紹介。
の前に注意点ですが、エルダーツリーは毒を持つ植物です。花に毒性はありませんが、熟していない実や葉、茎、幹、根などには毒があります。こわいなーちゃんとできるか自信ないなーという人は市販のシロップで楽しみましょう。
エルダーフラワーを探す

こんな風に道端に普通に生えてます。私有地じゃなければ取っても大丈夫ですが、道路から近過ぎたり崖だったり危ないところで取るのはやめましょう。
朝一番に摘みに行く
気温が高くなると花が傷みやすくなるので、なるべく朝早く取りに行きます。
前日、前々日くらいまで雨が降ってない乾燥した日のほうがよいらしい。

これはまだ蕾なので取っちゃダメ
このくらい満開なのがいい

枝を切る

花以外の部分には毒があるので、切ります。

こんな感じ。
もっと切ってもよさそう。
瓶に詰める
瓶は蓋にゴムなどの付いた、密閉できるタイプを使いましょう。
瓶は使う前に食洗機、または熱湯で除菌します。

エルダーフラワーを入れて
水:砂糖 = 1:1を火にかけてシロップを作ります。
そのシロップも瓶に入れます。
シロップは粗熱取れたくらいの熱いままでいいんだって


1番上にレモンを入れることで、エルダーフラワーが空気に触れないようにします。
熱湯を注ぐ

熱湯を注いでさらに除菌します。
ほぼ完成

こうなります。
絶対に開けちゃダメなんだって
蓋したらすぐに逆さまにします。
そうするとよく密閉されるらしい
不思議
冷めたら上下戻して、常温で直射日光を避けて保存

5日経つと…

こうなります!
完成

花とレモンを取り出したら、濾します。
濾さなくてもいいけど、濾すことで取りきれなかった小さな虫などを除去できます。
うちはコーヒーフィルターで。

とうとう完成。きれいな金色。
炭酸水で割ってエルダーフラワーソーダにするもよし、ジンソーダやスパークリングワインにちょっと入れて風味づけにするもよし、ヨーグルトにかけて食べるもよし、ちょっと草っぽい独特の香りと味がクセになります。
毒があるHEMLOCK
冒頭でも言いましたが、エルダーツリーの花以外の部分には毒があります。
また、花がエルダーフラワーにそっくりで花も含めた全てに毒があるまったく別の植物もあります。
それが『hemlock(ヘムロック、ドクニンジン)』という植物です。

エルダーツリーは木、ヘムロックは草なので全体を見るとけっこう違いますが、花だけ見るとけっこう似ています。
ヘムロックは花にも毒があります。
エルダーフラワーシロップを手作りしたい場合はヘムロックと間違わないように注意してください。