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「キングストン 王の街」
「〜ton」という地名はニュージーランドにたくさんありますが、「town」が略された言葉であり、「〜の街」という意味になります。
キングストンはクイーンズタウンから車でワカティプ湖沿いを1時間ほど南下したところにある人口420人ほどの小さな街で、ワカティプ湖の最南端にあります。
クイーンズタウンからキングストンまでの道はそこまで危なくないですが、山道なので少し注意。
道中の景色もめっちゃきれいで「look out(ルックアウト)」と呼ばれる展望台もたくさんあるのでぜひ立ち寄ってみてください。
Kingston Flyer

Kingston flyer(キングストンフライヤー)では、100年以上の歴史を持つ木製車両の蒸気機関車AB795に実際に乗ることができます。夏の期間の日曜日だけ運行しているのでスケジュールは要チェックです。
またオンラインでしか予約ができないようなので、必ず予約してからいきましょう。
結婚式やウェディングフォト、誕生日パーティなども開催できるようなので興味のある方はぜひ。
kingston flyerの歴史

1890年に初めて導入され、その後たくさんの貨物と乗客を運んでいました。
初めは民間の鉄道会社でしたが、のちにニュージーランド政府が買収、国営の鉄道として栄えていきます。
1番盛んだった時期にはインバカーギルからキングストン、ラムズデン、ゴア、ダニーデンと南島の約半分のエリアを繋いでいました。
クイーンズタウンへの道ができていなかった時代にはキングストンフライヤーでキングストンまで訪れ、ワカティプ湖の蒸気船と接続しクイーンズタウンへ向かうのが、長年クイーンズタウンへのたどり着くための主な方法でした。
しかし1930年ごろから旅客数が大幅に減少し、1937年に通常の運行は終了されました。
その後も必要に応じて運行され、クリスマスやイースターなど繁忙期には特に運行されていました。
特に1970年代には毎年夏からイースターまで運行し、年間3万人以上を運んでいました。
その後洪水による線路の閉鎖などで運行距離は短くなりましたが、1980年代からは10月から4月までの7ヶ月間毎日2本の列車が運行されていました。
1982年にはキングストンフライヤーはニュージーランド鉄道局からキングストンに返還され、その後はさまざまな民間会社に売却されたり買収されたりを繰り返していきます。
2000年代に入ると伝統ある蒸気機関車の観光名所として非公開で運営されていましたが、2017年にkingston flyer limitedという名前を持つコンソーシアム(共通の目的を達成するための共同事業体のこと)に売却され、2022年までの5年間をかけて機関車や車両、線路の修復工事が行われました。
そして2022年9月18日にキングストンからフェアライトへの商業運行が開始されました。
2013年以来9年ぶりにキングストンフライヤーが人を乗せて走ることとなったのです。

Lake Wakatipu

ニュージーランドで3番目に大きいワカティプ湖を南側から眺めることができます。
クイーンズタウン側のワカティプ湖よりもちょっと穏やかなことが多い印象。同じ湖なんですけどね。
釣りをすることもできます。
Shirt Tail Track

『シャートテイルトレイル』というトラックにキングストンの街の中から行くことができます。
すごく登ります。
最初は森の中を歩くだけですが、途中からほぼ崖です。
ちゃんとしたハイキングの装備じゃないと行けないです。

頂上ではキングストンの街を上から眺めることができます。

余談ですが『shirt tail』とはシャツの後ろのズボンに入れるためにちょっと長くなっている裾のことです。
Kingston Road Carpark

クイーンズタウンからキングストンに向かうと、キングストンの手前に出てくるキャンプ場です。
Googleマップでは『Kingston Lake Camp』で出てきます。
完全に無料で使うことができます。
が、利用できるのはself-containedという許可証を持っている車のみで、普通の車で来てテント張るのはダメみたいです。
ワカティプ湖沿いなので本当に美しい風景の中キャンプができます。
トイレもありますが、山の中にあるトイレと同じ感じです。割ときれいですが、水洗ではなくボットンです。
水道はありませんが、電波はあります。
無料ということもあり、人気のキャンプ場なので泊まりたい人は早めに行ったほうがいいかもしれません。

